up.2011.05.21         

     
     

     
     

 

         
     

 

     
     

 -    川崎市交通局(川崎市バス)の概要・営業所・路線     -

       
     

 

     
     

川崎市交通局(かわさきしこうつうきょく、川崎市バス)は川崎市の地方公営企業の一つで、現在は神奈川県川崎市全域でバス路線を運営するバス事業者である。
なお、かつては川崎市電および川崎市営トロリーバスを運営していた。また、将来的には川崎縦貫高速鉄道の建設・運営が計画されている。
同じ県内の公営バスである横浜市交通局のバスは『市営バス』と呼ばれることが多いのに対し、川崎市交通局のバスは主に『市バス』と称される。

バス事業の概要 
路線 
南は川崎市川崎区の東扇島から北方向は多摩区稲田堤駅周辺まで、北西方向は麻生区の柿生駅付近まで、川崎市全域に路線がある。
なお、横浜市内の高田町バス停を終点とする2つの系統があり、同市港北区、都筑区に乗り入れる。また、かつては川崎駅から東京湾アクアラインを経由して房総半島の木更津駅と袖ヶ浦駅を結ぶ高速バスも京浜急行バス、川崎鶴見臨港バス、小湊鐵道バス、日東交通、東京ベイサービスと共同で運行していたが、川崎〜袖ヶ浦線は2002年に廃止、川崎〜木更津線は2004年に撤退している。

料金
均一料金制を採用しており、一部を除き運賃は大人200円・小児100円(ただし深夜バスおよび臨時快速バス「ミューザ」は大人400円・小児200円、川崎病院線は大人・小児とも100円)、乗降方式は前乗り後降りである。なお、横浜市内の高田町・西原で乗降する場合には例外として横浜運賃が適用され、乗車時に乗務員に行き先を告げる必要があったが、横浜運賃取り扱いは2007年2月28日に廃止され、同年3月1日からは川崎市内のみの利用と同額になった。また、横浜市交通局発行の地下鉄・バス共通「マリンカード」(発売終了)も利用可能である(ただし、ピンク色の「PASMO Suica バス共通カード ご利用いただけます」のステッカーが貼られている車両のみ利用可能)。なお、川崎市バスにおけるバス共通カードの取扱いについて、2010年6月30日をもって発売を終了、同年10月31日(ただし川崎市バス以外の社局での利用については同年7月31日)をもって利用(川崎市バス専用カード及びマリンカードを含む)を終了した。川崎市交通局発行のバス共通カードについては、利用終了翌日である11月1日から5年間、無手数料での払い戻しの取扱いを実施している。
環境定期制度を実施しており、土日祝日に通勤定期券を持っている人に同伴する同居の家族は半額料金で利用できる。
一日乗車券は市内を同様に走る東急バス(大人500円・小児250円)などより安い400円(小児200円)に設定(深夜バス・ミューザはこのほかに200円(小児100円)の運賃が必要)されている。また他社局ではあまり類を見ないと思われる"一日家族乗車券"も設定。料金は600円で、一回の乗車につき同居の家族/大人・小児合わせて3人まで、一日何回でも利用できる。ただし土日祝日とお盆、年末年始のみしか利用できない[4]。また1日乗車券については、PASMO導入以降はPASMOやSuicaを利用できる。家族乗車券は従来通り当面、磁気券のままの予定。なお、磁気式1日乗車券は2010年6月30日をもって発売を終了、同年10月31日をもって利用を終了した。利用終了翌日である11月1日から5年間、払い戻しの取扱いを実施している。
PASMOに関しては07年3月18日のサービスインと同時に東京都交通局・都営バスなどと共に全線で提供開始された。PASMOやSuicaの履歴には「川崎市B」と表示・印字される。一日乗車券と同様に定期券情報をICカードに書き込んだIC定期券は2007年11月26日より全線で導入した。

営業所・路線等
上平間営業所(H)
2007年4月より臨港グリーンバス(川崎鶴見臨港バス子会社)へ運行管理委託。
塩浜営業所(S)
井田営業所(A)
鷲ヶ峰営業所(W)
菅生営業所(M)
2011年4月より鷲ヶ峰・井田営業所より一部路線を移管の上、相模神奈交バス(神奈川中央交通子会社)へ運行管理委託し営業開始。
川崎乗車券発売所
溝口乗車券発売所
乗車券委託発売所
東急バス武蔵小杉案内所
小田急バス新百合ヶ丘案内所

車両 
市内に三菱自動車(三菱ふそう 中原区)といすゞ自動車(川崎区 閉鎖)の工場があったことから、市域経済振興の意味から、以前は三菱車といすゞ車が限定使用されていた。しかし、いすゞの工場撤退、国内大型商用車メーカーの集約などを経て、現在は日野車、日産ディーゼル車も使用されている。
カラーリングと最近の導入 
塗装は基本的には上半分がスカイブルーで下半分が白の塗りわけ。川崎病院線はエメラルドグリーンと小豆色で独自の塗りわけ。近年はラッピングバスも多数ある。このカラーに変更する際に、当時公害のイメージが強かった川崎を、公害のない青い空と白い雲のようなイメージにしようという願いを込めてできあがったカラーで、同市の清掃車も同じ色である。座席には川崎マリエン・川崎市市民ミュージアム・日本民家園の保存家屋が描かれている(高速・貸切車と路線車の2007年度以降購入車を除く)しかし順次座席の生地は2007年度以降購入車と同じになり、消えつつある。
1997年から2009年まで在籍していた元アクアライン高速バスの塗装はエメラルドグリーンをベースに白い2本の弧と水玉。1997年のアクアライン開通時に導入された日産ディーゼル・スペースアロー2台と、2001年に横浜市交通局から購入した日野・セレガ1台があり、全車補助席付き60人乗り。2004年のアクアライン高速バス撤退後は貸切バスや川崎駅西口のミューザ川崎シンフォニーホールでのコンサート開催時に不定期で運行される川崎駅〜宮前平駅〜新百合ヶ丘駅間の臨時快速バス「ミューザ」に専用車として投入されていたが、セレガは2006年に、スペースアローも2009年に引退している。今後のミューザの運行にはノルフィンのラッピングが施された通常の車両で運行される。
2006年3月にUD尿素車が33台、いすゞV型8気筒CNG車が2台の計35台が導入された。同時期に車両番号は不明だが1993年2月いすゞ製一台が新潟県の越後交通北長岡営業所に移籍された。
2007年3月にUD尿素車が18台、いすゞV型8気筒CNG車が2台の計20台が導入された
2008年3月にUD尿素車が5台、いすゞ・エルガショート23台、日野・ブルーリボンII*台、いすゞ・エルガCNG車2台の計38台が導入された。
2009年3月に、いすゞ・エルガロング5台、日野・ブルーリボンII23台、日野・ブルーリボンシティーハイブリッド2台、いすゞ・エルガミオ8台の計38台が導入された。

     
             
             
             
     

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